意識する。
翠玉

 
喪服の少年は  
ふと空を見やると  
くるくると笑い始めた。
 
光を嘲り。  
影を掬い。  
凛とした声で、笑う。
 
白くなる視界の中で  
濾過された光線は  
朽ちていく身体は  
雪崩を打つ意識は  
縷々として
 
ただ壊れる、だけ。